【インタビュー】11歳のマッケナ・グレイスが見せる子どもらしさと女優としてのプロ意識
マッケナ・グレイス、11歳。いま、ハリウッドで「天才!」と注目されている小さな女優だ。最新作は『(500)日のサマー』、『アメイジング・スパイダーマン』とその続編を監督したマーク・ウェブの手掛ける感動作『gifted/ギフテッド』。
彼女がこの作品で演じるのは、7歳のメアリー。生まれて間もなく母を亡くし、叔父のフランク(クリス・エヴァンス)と猫のフレッドと暮らしているが、生まれながらにして数学の天才的な才能(=ギフテッド)を持っていることで変化が訪れる。歴史を変える才能を開花させるか、それとも愛する者と生きるか…。メアリーを演じることは難しくなかったのだろうか。
「メアリーはとっても複雑な女の子。
いろいろな感情を表現しなくてはならなかったから、難しいときもあったわ。気をつけたのは、演技(テクニック)で泣いたり笑ったりするのではなく、彼女になりきって(生きて)彼女の物語を伝えること。それが大切だと思ったの。メアリーの自分に自信を持っていてちょっと大人っぽいところも好きだし、フランクやロバータ(オクタヴィア・スペンサーの演じるメアリーの面倒をみてくれる隣人女性)を気づかう優しいところも大好きよ」。