ルーニー・マーラ主演!愛を貫いた女性の生き様を描く『ローズの秘密の頁』2018年公開へ
『父の祈りを』(1993年)で第44回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞の功績を持つアイルランドの巨匠ジム・シェリダンの5年ぶりとなる待望の新作『The Secret Scripture』(原題)が、『ローズの秘密の頁(ページ)』の邦題で2018年2月3日より日本公開されることが決定した。
ストーリー
アイルランド西部にある聖マラキ精神病院。取り壊しが決まり、転院する患者たちの再診のために病院を訪れた精神科医のスティーヴン・グリーン(エリック・バナ)は、赤ん坊殺しの罪で“精神障害犯罪者”として40年もの間収容されている老女ローズ・F・クリア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)を看ることになる。
赤ん坊殺しの罪を否認し続け、自分の名を「ローズ・マクナリティ」と訴え続ける彼女の様子が、一般的な患者と異なることに気付いたグリーン医師は、ローズが大切にしている1冊の聖書の存在を知り、彼女の過去に興味を持ちはじめる。ローズは何十年にもわたって、聖書の中に秘かに日記を書き綴っていたのだ。そして、彼女は日記を辿りながら半世紀前の記憶を遡り、自分の人生を語り始める――。
アイルランドを舞台にした、ミステリアスなロマン劇
本作は、アイルランドの人気作家セバスチャン・バリーがコスタ賞(英国の権威ある文学賞)