2017年11月22日 18:15
“ポアロ”ケネス・ブラナーが緊急来日! 吹替・草刈正雄らと対面も
“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーの小説をベースに描かれる映画『オリエント急行殺人事件』が12月日本でも公開。この度、本作の監督を務め、また“世界一の名探偵”ポアロ役として出演もするケネス・ブラナーが、緊急来日することが分かった。
全世界で大ヒットした『シンデレラ』でも、誰もが知る物語に新たな解釈を加えて現代に甦らせたケネス。また1990年公開の『ヘンリー5世』では主演と監督を兼任し、アカデミー賞監督賞と主演男優賞にWノミネートされている。
今作においては、クリスティーを曾祖母にもつアガサ・クリスティー社(ACL)会長兼CEOのジェームズ・プリチャードは「ポアロは複雑なキャラクターですが、ケネスは原作の壮大さをしっかり理解していて、彼のビジョンに鳥肌が立ちました。映画のオープニングで、列車がこちらに向かって走ってくるという話があったとき、私たちに向かって自分自身で列車まで演じたんです。彼の姿に一瞬で魅了されました」とケネスの解釈に太鼓判を押すほど。
そしてケネスの作品へのこだわりは強く、ポアロが登場する小説全て(長編33作と短編50作)を読破、口髭の開発に9か月もの時間を費やし、ベルギー訛りを習得するためにポアロと同世代のベルギー人が話す27種類ものベルギー訛りの英語の録音を聞き、週3回コーチ受けたそう。