2017年12月7日 12:50
【インタビュー】アジア系・ラテン系俳優が参戦…SW新キャストが示す“多様性”
シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に、新キャストとしてケリー・マリー・トランが起用された。「スター・ウォーズ」映画に、アジア系の女優が役名付きで出演するのは初めて。米LAにて取材に応じたケリー本人は「とても興奮している」と語った。
■ケリー・マリー・トラン、SW出演の喜びも共有できず…
「メールでオーディションについて連絡があったの。『ライアン・ジョンソン監督のタイトル未定プロジェクト』ってね。彼の名前を検索して、すぐに『スター・ウォーズ』の最新作だってわかったわ。合格してから気づいたけど、オーディションの際に配られた資料や台本はすべてニセモノだった(笑)。秘密が漏れるのを防ぐためにね。
合格しても、誰にも言えずとても大変だったわ。家族や友人には『トロントで小規模な映画の撮影に入る』とウソを言って、近況報告として、画像検索したトロントの風景をメールしたこともあるの(笑)」。
そう無邪気に語るケリーが演じるのは、ローズという名の反乱軍メンバーだ。「メンテナンスとして働く、ごく普通の女性なの。良くも悪くも“ただの人”である彼女が、冒険に巻き込まれ、(ジョン・ボイエガ演じる)