2017年12月13日 16:43
細田守監督、最新作『未来のミライ』は“兄妹”がテーマ 2018年7月公開へ
と表現した。製作の経緯は、細田監督自身に5歳の男の子と2歳の女の子がいたことも大きなきっかけとなったそうで、「子どもを単に幼い小さい子と見るより、もっと彼らの純粋なリアクションを見ていて、面白いんじゃないかと思いました。小さな子どもの目線から、この世に生まれた妹を見たときに世界が広がるというか、新鮮な感動を得るんじゃないか、と。男の子を通じて、世の中を新鮮な気持ちで見直したいと思いました」と語り、子どもの視点を通して世界をダイナミックに見せていくことを伝えていた。
■テーマは“兄妹”特報映像も公開!
本作でも家族を描くことになった細田監督。これまでの自身の作品もふり返りつつ「家族は、1個の作品で終わるモチーフではないと思っています。『サマーウォーズ』では親戚、『おおかみこどもの雨と雪』では子育ての母、『バケモノの子』では父親を描き、今回は兄妹です」と紹介した。現在、絶賛製作中で、声の出演者のオーディションも同時に行っていると明かす。
細田監督は、「自分らで言うのもなんですけど、ちょっとした見ごたえのあるものになりそうな気配がしています。独特な面白い作品になる予感がしていますので、是非期待して観てくださるとうれしいです」