2017年12月31日 16:30
映画界にも90年代リバイバルの流れ? アラフォーのノスタルジーを呼ぶ作品が続々
10代の若者たちの青春、恋を描きつつ、当時、原作に共感し、胸を焦がした30代、40代にも映画館に足を運んでほしい…。そんな思惑が感じられます。
『リバーズ・エッジ』の主題歌を担当するのは小沢健二!原作者の岡崎さんとはかねてより親交があり、本作のために新曲「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」を書き下ろしています。『SUNNY』ではタイトルに「強い気持ち・強い愛」とあるのに、現時点で主題歌などに関しての情報は不明なのですが、こちらの『リバーズ・エッジ』は正真正銘、オザケンが主題歌です。
主演は二階堂ふみ、吉沢亮という、話題作への出演が続く2人ですが、もうひとり、物語の中で独特の存在感を放つ・女子高生モデルの吉川こずえの役を演じているのが、次世代のファッションアイコンとして注目を浴びるモデルのSUMIRE。彼女は、浅野忠信とミュージシャンのCHARAの娘です。その美貌、存在感はもちろんですが、90年代を彩った浅野忠信とCHARA(※2人は1996年公開の岩井俊二監督作『PiCNiC』に主演)の娘の起用には、ドラマ性を感じさせます。あの2人の娘がもう22歳ということに、時の流れを感じますね…。