2018年1月19日 16:00
約1万人からのシンデレラガール・藤井武美、初ヒロインの日韓合作映画は「やっとチャンス」
約1万人のオーディションを勝ち抜き、日韓合作映画『風の色』ヒロインの座を手にした女優の藤井武美。「完成した映画を初めて観たときは泣きました。シーンごとにその撮影当時を思い出して…。初めてヒロインの役を与えてくれた『風の色』という映画に感謝。だからこそたくさんの方に観てほしい」と思い入れは誰よりも深い。
監督は、草なぎ剛主演で日本でもドラマリメイクされた映画『猟奇的な彼女』、綾瀬はるか主演の『僕の彼女はサイボーグ』で知られるクァク・ジェヨン。相手役を務めるのは、日本のみならず中国で絶大な人気を誇る俳優の古川雄輝。ヒロインオーディションに約1万人が参加したのも納得の面子だ。
合格の知らせを受けたのは、自宅近所のファーストフード店。「マネージャーさんに呼ばれて、なんの話だろうか?と思ったら台本を渡された。その瞬間に『ヨッシャッ!』。周りにほかのお客さんもいたので短めの静かな叫びでしたが、やっとチャンスをいただいたという気持ちでした」とシンデレラガールになった状況をふり返る。
日韓スタッフ混合の現場であり、監督も韓国人。言葉の面でのコミュニケーションに不安を覚えたのもつかの間、すぐに氷解した。