2018年2月2日 14:34
映画評論家・町山智浩、『RAW』についての質問に勢いよく回答「失神者が出た上映会は…」
第69回カンヌ国際映画祭にて批評家連盟賞を受賞した映画『RAW~少女のめざめ~』の公開記念トークイベントが2月2日(金)、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、映画評論家の町山智浩が魅力を熱弁した。
『RAW~少女のめざめ~』は、パリ出身の新人女性監督ジュリア・デュクルノーによる長編デビュー作。厳格なベジタリアンの両親の元に育った16歳のジュスティーヌ(ギャランス・マリリエ)が、初めて親元を離れ、見知らぬ土地の大学寮で学生生活を送ることになる。そこでは、新入生通過儀礼として生肉を食べることを強要され、ジュスティーヌは初めて肉を口にし、やがて本性がむき出しになっていく。
登壇早々、町山さんは「トロント映画祭で観まして、記者会見にも参加して質疑応答を見ましたので、大体の記者の質問は聞きました。何かわからないことありますか?」と客席を練り歩き、質問を大募集。上映直後の場内ということもあり、観客は矢継ぎ早に「ネタバレ」の質問&疑問を町山さんにぶつけた。
トロントでは失神者や途中退出者も続出した上映だったそうだが、該当がどこのシーンだったのかという質問が飛ぶと、町山さんは「失神者が出た上映会は、トロントの深夜上映会だったらしくて僕は行っていないんですが。