ルーニー・マーラ「複雑でそこが魅力」アイルランド歴史の“闇”に触れる
アイルランドの人気作家セバスチャン・バリーの小説を、『マイ・レフトフット』や『父の祈りを』でアカデミー賞ノミネートの功績を持つジム・シェリダン監督が映画化した『ローズの秘密の頁』。この度、主演を務めるルーニー・マーラが、主人公の魅力やストーリーについて語るインタビュー&メイキング映像がシネマカフェに到着した。
アイルランドを舞台に、赤ん坊殺しの罪で40年もの間精神病院に収容されている老女・ローズの長きに渡って封印されていた衝撃の真実、そこに隠されたたった一つの真実の愛が、1冊の聖書によって紐解かれていく模様を描いた本作。
若かりし頃のローズを演じたルーニーは、インタビューで撮影地であるアイルランドに関してこう語っている。「アイルランドの家系だから、ずっと来たいと思ってた。ようやく来ることができて感激してるわ。仕事で初めて来たわけだけど、ここが好きになったわ。自分のルーツだから何かつながりを感じるの」「出会った人たちも温かくて、いままでで一番と言えるくらい親切だった」。
また、ローズという役を演じるにあたっては、「すごく複雑」と語っているが、そこが魅力でもあると言う。1つの物語の中にいくつもの物語が入っていると説明するルーニー、「その物語ごとに演技を合わせて、違った色を出すのが大変だった」