エル・ファニング、ナオミ・ワッツは「理想の母親」『アバウト・レイ』
エル・ファニングがトランスジェンダーの男の子役に挑戦したことで話題を呼ぶ『アバウト・レイ 16歳の決断』。本作で自慢のブロンドヘアをカットし、身体も鍛えてトランスジェンダー(FTM)の主人公・レイを熱演したエルのコメントがシネマカフェに到着した。
『リトル・ミス・サンシャイン』『サンシャイン・クリーニング』の製作チームが再び集結し、エル、ナオミ・ワッツ、スーザン・サランドンと3世代の女優たちの豪華競演も見どころとなる本作。
エルが演じたトランスジェンダーの男の子レイは、言動が破天荒なレズビアンの祖母ドリー(スーザン・サランドン)とその同性のパートナー、フランシス、恋多きシングルマザーのマギー(ナオミ・ワッツ)の4人暮らし。レイは16歳の誕生日を機に、身体的にも男の子になろうとホルモン治療を始めようとするが、母マギーは動揺、祖母のドリーもレイの決断についていまひとつ理解できないでいる。しかも、何年も会っていない父に同意のサインをもらう必要があった。
エル・ファニング「この映画は家族の物語」
エルは「ティーンエイジャーは様々な悩みを抱えているけど、それに加えて、レイは女性の体をもって生まれてきた。しかし脚本はこういった問題や、悩みだけに焦点を当てていない。
トランスジェンダーの話ではなく、家族の話になっていることが気に入った」と本作と出会ったときの印象を語る。
母親のマギーを演じたナオミについて、エルは「彼女は最高よ! あんなに優しい人は知らない。“レイは何歳の時に(トランスジェンダーであることを)カミングアウトしたか”とレイのバックストーリーも何パターンか考えて、ナオミとリハーサルをしたの」と明かし、「彼女が相手だとそういう話し合いも自然とできる。彼女が母親役で本当に良かった。理想の母親ね」と大絶賛。
そして「普段はすぐ撮影に入ることが多いけれど、1週間ほどかけて撮影の準備をした。各シーンを細かく見て、セリフの言い回しや、言葉遣いについて話し合った」と本作にとって重要な自然な家族の雰囲気づくりについて熱く語ると、続けて「この映画はトランスジェンダーではなく、家族の物語。ある家族の日常を切り取っているの。
シングルマザーの悪戦苦闘ぶりに共感する人がいるかもしれない。私は祖母と暮らしているからレイに共感できる。どこか自分との共通点が見つかるはず。もし心に響いたら、是非、周りの人と語ってほしい」と、本作の魅力について自らの実感も込めながら語っている。
『アバウト・レイ 16歳の決断』は2月3日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
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