2018年2月27日 12:20
『レミゼ』も越えて2週連続1位『グレイテスト・ショーマン』に熱狂する理由
ヒュー・ジャックマン主演の『グレイテスト・ショーマン』が、週末映画ランキングで2週連続のNo.1を獲得した。リピーターが続出している本作は、過去のミュージカル作品と比べても前週からの落ち込みが少なく、昨年の『美女と野獣』や『ラ・ラ・ランド』のように社会現象化する可能性を秘めている。
■アメリカをはじめ観客の熱い支持でロングラン!
例えば、冬季史上最多のメダル13個獲得で盛り上がった平昌オリンピック。フィギュアスケートのエキシビションのラストを飾ったのは、男子シングルで金メダルを獲得した羽生結弦や銀メダルの宇野昌磨など総勢35人もの選手が、本作の主題歌「This Is Me」に合わせて舞う姿。劇中のダンスを取り入れながら、華麗な演技を披露していた。
世界のトップ選手が集うオリンピックのエキシビションという場に「This Is Me」が起用されたのは、本作が世界的なヒットとなっているからにほかならない。特に全米では当初、映画批評家から辛口コメントが相次いだが、昨年12月20日の公開以来、2月25日の週まで10週連続ベストテンにランクイン。興行収入1億6000万ドルを達成しており(米国外ではトータル約2億ドル)