森見登美彦「ペンギン・ハイウェイ」アニメ映画化 初声優の北香那が“アオヤマ君”
森見登美彦氏の“新境地”にして、最高傑作との呼び声高い小説「ペンギン・ハイウェイ」がアニメーション映画化されることが3月1日(木)、都内で行われた製作発表会見で明らかになった。
■弱冠29歳の新鋭・石田祐康がメガホン制作は「スタジオコロリド」
ピュアな眼差しで未来を見つめる、少し生意気な小学4年生“アオヤマ君”がひと夏に体験する「すこし・ふしぎ」を瑞々しく描く本作。第14回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞した、弱冠29歳の新鋭・石田祐康が待望の長編デビューを飾る。森見氏の小説が長編アニメ化されるのは『夜は短し歩けよ乙女』(湯浅政明監督)に続き2度目。脚本は同作の上田誠(ヨーロッパ企画)が続投する。
制作は現在、最も“アツイ”と各方面で注目を浴びる「スタジオコロリド」が担当し、フルデジタルアニメーションながらも繊細で、温かみのある表現が、原作のもつ爽やかなテイストを忠実に、そしてさらにスケールアップさせる。東宝映像事業部の配給で、今年8月に全国ロードショー。この夏、誰の記憶にも残る唯一無二のファンタジームービーの誕生だ。
■“アオヤマ君”演じるのは、声優初挑戦にして初主演を務める北香那
主人公である小学4年生の“アオヤマ君”を演じるのは、声優初挑戦にして初主演を務める女優の北香那。