2018年4月25日 14:15
『ボストン ストロング』が描く新たな“ヒーロー像”とは!? 姉妹都市・京都で特別試写会
ジェイク・ギレンホールが主演とプロデュースを務めた『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』の特別試写会が、ボストンとの姉妹都市・京都市で開催。映画評論家・北小路隆志がアメリカ映画が描いてきたヒーローの新たな形として本作を解説した。
2013年に起こったボストンマラソン爆弾テロ事件の被害にあった、ジェフ・ボーマンの実話を映画化した本作。舞台となるのはアメリカ、マサチューセッツ州ボストン。アメリカの歴史の中でも特に古く、その美しい街並みが多くの人々を魅了しているボストンは、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)などの有名大学でも知られ、日本の京都市と姉妹都市提携を結んでいる。
4月24日(火)、京都・同志社大学ハーディーホールには、同志社大学・同志社女子大学および市内の大学に在学中の学生、一般当選客、合わせて約100名が参加。冒頭、司会者から映画の感想を聞かれた北小路氏は、「僕はひねくれているから泣けなかったけど、みなさんはかなり心に響く作品だと思います」と話し、集まった学生からは笑いが漏れた。
■「アメリカ映画は伝統的にヒーローを作り続けている」
そんな北小路氏が注目したのは、映画で描かれる“ヒーロー像”について。