【インタビュー】ライアン・レイノルズ、『デッドプール2』の裏に“愛する妻”の意見
無責任“俺ちゃんヒーロー”の大暴れを描くシリーズ最新作『デッドプール2』を引っさげ、初来日を果たしたライアン・レイノルズが取材に応じ、見どころや製作の舞台裏、さらに妻で女優のブレイク・ライヴリーとの夫婦関係について語ってくれた。
■テーマは「家族」ひょっとしてイイ話?
『アベンジャーズ』『スパイダーマン』といったマーベルヒーローの中でも、異彩を放ちまくるウェイド・ウイルソン/デッドプール(ライアン)が本作では、なんと人助け!恋人のため「善良な人間になる」と誓い、未来からやって来た殺人マシーンから、特殊能力を秘めた少年を守ろうと奮闘する。テーマはずばり「家族」…って、ひょっとしてイイ話なの?デッドプールのくせに?
「それは見てのお楽しみだけど、確かに疑似家族の姿を通して、僕らなりに伝えたいメッセージはあるよ。もちろん、相変わらず、やりたい放題で、ほかのヒーローなら絶対な無理な言動もOKっていう特権がある。キャプテン・アメリカじゃないからね(笑)。大げさに世界や銀河を救ったりはしない。1人の少年に手を差し伸べるだけだ。もちろん、ファイトシーンは見どころだよ。
1作目はザコキャラ相手に銃を使っていたけど、今回はケーブルっていう強敵が現れて、ナイフを使った接近戦が増えた。