ソロ来日続く「ワン・ダイレクション」、彼らの“History”をふり返る
4人の活動をそれぞれ完璧に追う「1D」ファンがいるとしたら、なかなか骨の折れることではないか。まず、真っ先にソロアルバムを発表したのがハリーで、2017年5月に「ハリー・スタイルズ」をリリース。その中の1曲であり、ソロデビューシングルとなる「Sign of the Times」はハリーらしさ溢れるドラマティックなメロディが愛され、世界84カ国のiTunesチャートで1位を獲得した。また、活動休止中のハリーを語る上で欠かせないのが、映画『ダンケルク』で俳優デビューを果たしたこと。オーディションを勝ち抜いて役をゲットしたばかりか、劇中では共演俳優たちに負けない堂々たる熱演を披露。作品世界になじみながら、確かな存在感を放つ俳優ハリー・スタイルズの次回作を期待する声は多い。
そんなハリーに続いてソロアルバムを発表したのはナイルで、2017年10月に「フリッカー」をリリース。「1D」時代にもギターを片手にライブを盛り上げていたナイルだが、彼の楽曲はプラチナ認定されたソロデビューシングル「This Town」をはじめ、キュートな顔立ちとのギャップに萌えるファンも多い低めボイスを生かしたナンバーが中心。