名シーンには欠かせない!『恋雨』から『IT/イット』まで"雨”が印象的な映画5選
例年よりも早く、梅雨入りが発表されている日本列島。雨の日が続くと思い出す映画といえば、『雨に唄えば』『シェルブールの雨傘』から『ショーシャンクの空に』『おおかみ子どもの雨と雪』などまで、新旧問わず、実にさまざま。静けさの中に登場人物の秘めた心情が浮かび上がるようなしとしと降りの小雨から、激しい感情が一気に吹き出したかのようなどしゃ降りまで、さながら雨は映画の名シーンに欠かせない“演出家”。
今回はそんな“雨の日”映画の中から、切ないラブストーリーや大人気ファンタジー、あの大ヒットホラーなど5作品をピックアップ!
小松菜奈×大泉洋、人生には雨宿りの場所が必要…『恋は雨上がりのように』
真っ直ぐすぎる女子高生がバツイチ子持ちのさえない“おっさん”を好きになるという年の差ラブストーリーにして、夢追う2人の成長物語でもある『恋は雨上がりのように』はまさにいま、6月の梅雨の時期が舞台。眉月じゅんの人気コミックの実写化で、小松菜奈や大泉洋らキャスト陣は原作のイメージにもぴったりと評判を読んでいる。
冒頭、「ピシャン…」と水が跳ねるような音がして、物語は雨上がりの晴れた放課後から幕を開ける。