エヴァ・グリーン、“キス相手”エマニュエル・セニエは「いい人」『告白小説、その結末』
『戦場のピアニスト』『ゴーストライター』などを手掛ける鬼才、ロマン・ポランスキー監督が仕掛ける戦慄のミステリー『告白小説、その結末』。この度、本作で10年以上ぶりにフランス映画(正しくは、フランス・ベルギー・ポーランド合作)に出演し、久しぶりに母国語を披露していることも話題のエヴァ・グリーンのインタビュー映像がシネマカフェに到着した。
■主人公は対極的な2人の女性
昨年のカンヌ国際映画祭に正式出品された本作は、ポランスキー監督がオリヴィエ・アサイヤス監督を脚本の共同執筆者として迎え、初めて2人の女性を主人公に据えた極上のミステリー。
今回インタビューに応じたエヴァが演じるのは、主人公の1人、エル。『007 カジノ・ロワイヤル』『ダーク・シャドウ』『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』などに出演し、人気を集める彼女だが、今回は、スランプに陥っていたベストセラー作家デルフィーヌ(エマニュエル・セニエ)の前に現れる、熱心なファンであると称する謎の女を好演。
本作にはエマニュエルとエヴァ、2人のヒロインが登場するが、当初、監督は妻で創作上のミューズでもあるエマニュエルにどちらの役が向いているか迷っていたそう。