2018年7月19日 05:00
堤真一&柳楽優弥&川栄李奈が豪華共演!重松清原作「泣くな赤鬼」実写化
「とんび」「流星ワゴン」など多数の著書が映像化されるベストセラー作家・重松清による、“特に教師濃度の高い作品集”とされる短編集「せんせい。」に収録の「泣くな赤鬼」が、堤真一、柳楽優弥、川栄李奈によって映画化されることが明らかとなった。
■あらすじ
城南工業野球部監督・小渕隆(堤真一)。陽に焼けた赤い顔と、鬼のような熱血指導でかつては「赤鬼」と呼ばれていた。その厳しさで、甲子園出場一歩手前までいきながらも、その夢は一度として叶わぬまま、10年の月日が流れた。いまでは、野球への情熱は随分と衰え、身体のあちこちにガタもきている50代の疲れた中年になっていた。
ある日、診察を受けた病院で、かつての教え子、斎藤智之こと“愛称・ゴルゴ”(柳楽優弥)と偶然再会する。ゴルゴは非凡な野球センスがありながら、堪え性のない性格ゆえに努力もせず、途中で挫折し、高校を中退した生徒だった。いまでは20代半ばを越え、妻・雪乃(川栄李奈)と息子・集と幸せな家庭を築き、立派な大人に変貌していた。
そのゴルゴが末期がんで余命半年であることを知らされる。赤鬼はゴルゴのために、かつて彼が挑むはずだった甲子園出場を賭けた決勝戦の再現試合を企画する。