小谷実由「色々とセンシティブ」 仏映画『若い女』トークショー実施
お金も、家も、仕事もない、ちょっとくせ者のヒロインが、新たな人生に向かって少しずつ前へと進んでいく希望の物語を描いたフランス映画『若い女』。この度、公開に先立ち8月20日、渋谷ユーロスペースにて“女性限定試写イベント”が行われた。
本作は、10年付き合った恋人に別れを告げられた31歳のポーラが、自分の居場所を求めパリを彷徨うコメディタッチの作品だ。
■ちょっとくせ者のヒロインは“愛すべきキャラ”!?
この日は、上映後に小谷実由(モデル)と新谷里映(映画ライター)によるトークショーを実施。冒頭から不平不満をまくしたてる主人公・ポーラ。彼女について「最初は面食らっちゃって」と印象を明かす小谷さんは、「どんどん喋るし怒るし物を壊すし(笑)。でもだんだん応援したくなりました」と観ていくうちに気持ちが変わったのだとか。
一方新谷さんも「感情移入できなさそうなキャラなのに、憎めないですよね。
感情を発散したい気持ちって女性は誰しも持っているんじゃないかと考えると、そこが彼女の憎めない、愛すべきところなのかも」と述べた。
■タイトル『若い女』について
本作の邦題は原題と同じく『若い女』だが、ヒロインは31歳と、考えによっては微妙なところ。