「観客の目線」を主人公と同化する…『エンジェル、見えない恋人』インタビュー映像
“姿の見えない少年”と“盲目の少女”の小さな恋の物語を描いた『エンジェル、見えない恋人』が10月13日(土)よりついに公開。このたび、『神様メール』などを手がけた映画監督でもある本作の製作総指揮ジャコ・ヴァン・ドルマルと、この不可思議なラブストーリーのメガホンをとったハリー・クレフェン監督のインタビュー映像がシネマカフェに到着した。
姿が見えない男の子エンジェルと、目が見えない女の子マドレーヌの幸福の日々。声と匂い、気配や息遣い、体が触れ合った感触、そして相手への想いが凝縮されたシンプルな言葉で、2人は互いの存在を求め合う。やがてマドレーヌの視力が回復した時の、エンジェルの葛藤。自分の秘密を打ち明けるべきか悩む彼の焦燥が、映画を観る我々にもひしひしと伝わってくる1本だ。
この度、解禁された2本のインタビュー映像では、まず映画の製作秘話をはじめ、製作を担当したドルマルとクレフェン監督が旧知の仲であることや、いかにして予算を作り、映画製作にこぎつけたかが語られている。
また、もう1本の映像では、“姿の見えない少年”の存在をどのように表現していったのか、スタッフのあらゆるアイデアを取り入れた撮影の様子が映し出され、「徹底的に観客の目線が主人公と同化するようにした」