2018年11月4日 14:15
『シュガー・ラッシュ』ラルフ&ヴァネロペ“最強コンビ”誕生の秘密とは…異例の収録方法に注目
今回本国版にて、主人公のヴァネロペとラルフの声を担当したのは、サラ・シルヴァーマンとジョン・C・ライリー。前作に続き声優を務めた2人だが、今回はジョン自らの希望で、2人一緒に全シーンの収録が行われたという。近年、コメディ作品への出演も多いジョンと、サラもまた女優でありコメディアンとして活躍中とあって、2人はユニークで絶妙な息の合った掛け合いを披露している。
また特に本作では、2人の“友情”がストーリーの軸として描かれるため、ジョンとサラの掛け合いはとても重要だったそう。リッチ・ムーアと共に監督を務めたフィル・ジョンストンは、「ラルフとヴァネロペの感動的なシーンの収録のとき、2人は本物の涙を流していた。一緒に演技をしたことで、お互いから本物の感情が生まれたんだ」と明かし、「本作ではラルフとヴァネロペの友情に変化が訪れるが、2人はまさにラルフとヴァネロペの感情の深みを本当に体験して表現していたと思う」とジョンとサラのリアルな演技がラルフとヴァネロペの最強コンビを生み出したと絶賛。
さらに本作のテーマについて、「友情は変化していくもので、大人も子どもも誰もが経験したことがあると思う。ラルフとヴァネロペはつねに変化しているインターネットの世界で、新たな夢を持ち、友情が“変化”していくんだ」