“クララ”は『美女と野獣』のベルみたいな女の子!? マッケンジー・フォイが魅力を語る
キーラ・ナイトレイ、モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレンら豪華キャストが結集した名作「くるみ割り人形」の映画化『くるみ割り人形と秘密の王国』。この度、主人公クララ役に抜擢されたマッケンジー・フォイのコメントがシネマカフェに到着した。
本作は、愛する母を亡くし心を閉ざした少女クララが主人公。くるみ割り人形によって花の国、雪の国、お菓子の国、第4の国からなる“秘密の王国”に誘われたクララは、やがて、危機に瀕した王国の戦いに巻き込まれていくのだ。
今回このディズニー最新作のプリンセス、クララに抜擢されたのは、『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』で長編映画デビューし、ジェームズ・ワン監督が手掛けたホラー映画『死霊館』へ出演した17歳のマッケンジー・フォイ。日本では、クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』にて、マシュー・マコノヒー演じる主人公の娘を演じたことで認知されるように。
ディズニー作品のヒロインと言えば、日本でも高い注目を集める役どころ。ディズニー実写映画ではこれまでも、リリー・ジェームズが『シンデレラ』のエラ、エマ・ワトソンが『美女と野獣』のベルを演じ話題となった。
幼くして母を亡くし、その後父親も亡くしてしまったことから、継母とその娘たちのいる家で暮らすことになるエラや、聡明で心優しく、読書や空想な好きなベルに続く“新たなディズニープリンセス”クララは、好奇心にあふれ、知的で機械いじりが好きな少女。しかし、クララの良き理解者だった母の死をきっかけに、人と交わることについて興味を失ってしまう…。
そんなクララのことが「本当に大好き」だと言うマッケンジーは、「彼女は意志が固くて、なんでもやろうとするの。それに、彼女は機械いじりが好きっていう所が大好き。彼女はサイエンスとかそういったものが大好きなの。だけど、彼女はきれいなドレスも着たりする。そういうギャップがあるというのはとてもクールね」と、クララの決断力や好奇心旺盛なところがとても素晴らしいと語っている。
機械いじりが好きで好奇心旺盛、しかし周りとあまりそりが合わないという点から、クララは『美女と野獣』のベルと重なる部分が多いキャラクターにも思える。
実写版でエマが演じたベルは、発明家という一面を持っており、劇中ではロバが洗濯をしてくれる仕組みを自ら設計し、手洗いする時間を読書に費やすという場面も。さらに、母親を亡くしているという点でも重なる2人。ベルは幼い頃に母親を亡くし、一方のクララは、母を亡くして間もない。その悲しみ、苦しみをクララはどのように乗り越えていくのか、クララの母が彼女に残したメッセージとは…そんなポイントに注目しながら本作を鑑賞してみてはいかがだろうか?
ベルといえば、数多くいるディズニープリンセスの中でも日本で特に人気のあるキャラクター。そんなベルを彷彿とさせるキャラクターとあって、クララも多くの観客の心をつかみそうだ。
『くるみ割り人形と秘密の王国』は11月30日(金)より全国にて公開。
(cinemacafe.net)
■関連作品:
くるみ割り人形と秘密の王国 2018年11月30日より全国にて公開
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