2018年11月17日 12:15
“最強の男×少女”異色バディの絆にのめり込む!『レオン』から続く胸アツ映画の系譜
■『息もできない』(2008年公開)粗暴な借金取り×心に傷を持つ少女
俳優としてキャリアを重ねたヤン・イクチュンが製作・監督・脚本・編集・主演を務めた。父への激しい怒りと憎しみを抱き、社会の底辺で生きる冷徹で粗暴な借金取りのサンフン(ヤン・イクチュン)はある日、心の傷を隠しながら生きる勝気な女子高生ヨニ(キム・コッピ)と出会う。少しずつ距離が縮まる2人の運命の歯車は、徐々に狂い出し……。
トラウマを抱えながら孤独に生きてきた2人の、わずかに訪れた魂の触れ合い、救済に心震える。キム・コッピは今年、池松壮亮主演、松居大悟監督の『君が君で君だ』にも出演した。
■『アジョシ』(2011年公開)過去を持つ青年×誘拐された少女
2010年韓国で630万人を動員し、日本でもスマッシュヒットしたサスペンスアクション。過去のある事件をきっかけに、世間を避けるように孤独に暮らしていたテシク(ウォンビン)。隣家の少女ソミ(キム・セロン)は母親が仕事で忙しく、テシクを「アジョシ(おじさん)」と呼び、たった1人の友だちとして慕っていた。
そんなある日、麻薬密売に巻き込まれた母親とともにソミが犯罪組織に誘拐され、ソミを救うため組織を追うテシクは事件の背後に隠された真実を知る。