2018年11月26日 07:30
2018年SNSが拍車をかけた今年のヒット作をふり返る
その映画が海外の映画祭での評判や、いち早く観た著名人たちの「おもしろかった!」「何も言えないから、とにかく観て」といった口コミによって広がり、結果的にネタバレの抑止にもつながって“感染”拡大。
さらに作品や上田監督、キャストたちをメディアが取り上げはじめると、映画関係者のほぼ全員がTwitterアカウントを開設、その小まめなSNS“対策”も鍵となった。イベントやメディア露出の告知、映画の感想へのコメントやリツイート、「いいね」など、SNSの積極的活用も実を結び、上田監督は(社)日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会が選ぶ「第6回Webグランプリ」で「Web人 of the year」を受賞するまでに。
拡大公開が始まった8月初旬には、まさかの映画ランキングベストテン入り。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』『ジュラシック・ワールド/炎の王国』『インクレディブル・ファミリー』などがひしめく夏休み興行の中、8月31日(金)に動員数100万人を突破、最高6位を3週連続で記録した。
「あ、“カメ止め”の人!」と知られるようになったキャストたちは、「痛快TV スカッとジャパン」や「ほんとにあった怖い話」