『ヘレディタリー』『来る』『サスペリア』…映像センスが光る奇才監督がホラー映画を撮る!
現代ホラーの頂点にしてトラウマ級の恐怖を与えると話題の映画『へレディタリー/継承』。昨年は『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』や『ゲット・アウト』などホラージャンルの映画が大ヒットとなったが、こうしたホラーブームが今年も到来。しかも、いずれも映像センスがピカイチの奇才な監督たちが作り出す傑作ホラー映画ばかりとなっている。
最近のホラー映画怒涛の公開ラッシュの中でも、『ヘレディタリー/継承』はその怖さ、そしてクオリティの高さでも群を抜き、「今年最恐」「近年流行のホラーとは一線を画している」と批評家の間で話題を呼んでいる。物語の始まりから不穏な雰囲気に満ち、じわじわとした心理的な恐怖を観客の脳裏に刻んでいく。そして、全てのシーンもセリフも、画面に映る一切がラストへの伏線。「もう止めてくれ…」と思うほど恐ろしいのに、もう一度観ないではいられない、恐怖のリピーター体験が観る者を待つといわれる。
監督・脚本を務めたのは、本作が長編映画監督デビュー作となるアリ・アスター。天才的な発想と演出、全てのシーンがラストへの恐怖の伏線となる計算し尽された脚本と異常なまでの完成度は、ホラー映画の新たな到達点となったと称賛の嵐。