2018年12月5日 08:00
アカデミー賞大本命に踊り出た『グリーンブック』、3月1日公開決定
2015年『ルーム』、2016年『ラ・ラ・ランド』、2017年『スリー・ビルボード』に続き、本年度トロント国際映画祭で「観客賞」を受賞し、一気にアカデミー賞大本命に躍り出た映画『グリーンブック』(原題:GREEN BOOK)。その公開日が2019年3月1日(金)に決定し、ポスタービジュアルが解禁となった。
本作は、『愛しのローズマリー』『メリーに首ったけ』など数々のコメディ映画を送り出してきたファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリー監督が、『イースタン・プロミス』『はじまりへの旅』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたヴィゴ・モーテンセンと、『ムーンライト』でアカデミー賞助演男優賞に輝いたマハーシャラ・アリという2人の名優を迎えた実話に基づくヒューマンドラマ。
本作のタイトルにもなっている「グリーンブック」とは、1936年から1966年までに毎年出版されていた、黒人を受け入れてくれるビジネスやサービス機関のリストが記載された旅行ガイドブックのこと。ニューヨーク出身のアフリカ系アメリカ人で郵便配達員をしていたヴィクター・ヒューゴー・グリーンが作成し、人種差別が激しい中、車で移動する黒人たちにとって欠かせないツールとなっていた。