2018年12月27日 12:15
【ドラマニア】「おっさんずラブ」ほか“脱力男子”ブーム! 2018年ドラマをふり返る
草食な恋愛が多いと懸念される昨今を象徴するかのような、リアルなモテキャラクター。まだ見ていないという方は、是非チェックしてみては?
“敢えて”の脱力系! 心の奥底には、熱い一面も…
根元恒星(松田龍平)/「獣になれない私たち」
最後はこの人。つい先日最終回を迎えた話題の恋愛ドラマ「獣になれない私たち」で注目を集めた、世渡り上手な毒舌税理士・根元恒星(松田龍平)です。
“脱力男子”の代表格とも言える彼の特徴は、何とも言えない“敢えて”感。「敢えて、深入りしない」「敢えて、キツイことを言い自分から遠ざける」――本当は真面目で、面倒見の良い兄貴肌だからこそ、“敢えて”それを隠そうとしている。傷つくのが恐いから、脱力することで自分を傷つける全ての者から必死で身を守っている。とても現代らしい、人間味のあるキャラクターと言えるでしょう。「けもなれ」の愛称でこの冬を盛り上げてくれた本作。
2018年ラストを締めくくるのに最適な名作ドラマでした。
以上、いかがでしたか?来年は、一体どんなキャラクターが登場するのでしょう。いまからとても楽しみです。
(text:Yuki Watanabe)
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