クロエ・グレース・モレッツ、新生『サスペリア』を絶賛!「ジェットコースターのよう」
ダリオ・アルジェント監督の伝説のホラー映画を、『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督が再構築した『サスペリア』。この度、物語冒頭を飾るクロエ・グレース・モレッツが、新生『サスペリア』を語るコメントがシネマカフェに到着した。
■撮影をふり返り…「ワクワクするような経験」
『キック・アス』シリーズや『フィフス・ウェイブ』などで知られるクロエだが、これまで『モールス』や『キャリー』など、ホラー映画のリメイクにも多く出演。今作では、“舞踏団からの第一の失踪者”で、心理療法士・クレンペラー博士のもとへ逃げ込むダンサーのパトリシア役を熱演している。
クロエは、実際にベルリンでロケを行ったという冒頭のシーンをふり返り、「凍えそうな寒さだったわ。ベルリンで外のシーンを撮影した時、かつらの下に氷の結晶ができていたのよ。余りにも寒くて、水が凍ってしまったの。本当に寒かったわ。
でも、設定に合っていたと思う」と相当寒い時期の撮影だったと明かす。
また、演じたパトリシアはドイツ人という設定。「ドイツ語訛りの英語で台詞を喋らなければいけなかったことは、忘れがたい経験になった」と語るクロエは、「説得力あるものにするのが大変だったわ。思い切ってドイツ人を演じることは、私にとってワクワクするような経験だった」と苦労しつつも良い経験になったという。
■ホラー映画好きのクロエ、“闇”がお好き!?
さらに「幼い頃からジャンル映画やオカルト映画に夢中だったの」とホラー映画好きだと話す彼女は、「昔から、闇の世界に興味があった。闇が光を生み出す、あの複雑さにも興味があるし、光と闇と愛と憎しみと恐怖が詩的に絡み合う瞬間も好き。それが上手く映画の中で描かれれば、芸術的に満たされる作品になるだけではなく、自分の想像に反して意外な感情が刺激されるようなこともある。それは、少なくとも私にとっては、完璧な組み合わせだと思うわ」と熱弁。
■映画を観て大興奮! 「今まで見たことが無いような映画」
そして初めて完成した本作を観て、「凄く興奮したわ。今まで見たことが無いような映画だったから」と絶賛。『2001年宇宙の旅』(’68)や『シャイニング』(’80)など数々の名作を残した巨匠スタンリー・キューブリックの名前を出し、「キューブリック以来、キューブリックに一番近い映画だと思った」と大興奮。
しかし、一方で「『サスペリア』は単独で独自のスタイルを確立している映画だから、過去の他の映画と比較することはできない。でも、凄くエキサイティングで、強烈なジェットコースターのような作品よ」と、ほかとは違う独特な映画だと語っている。
最後にクロエは「この暗闇と苦痛の中に自分をうずめる覚悟を」と呼びかけており、本作を観る際にはぜひ、覚悟を持って恐怖を体感しに行ってほしい。
『サスぺリア』は1月25日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。
(cinemacafe.net)
■関連作品:
サスペリア(2018) 2019年1月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開
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