イーサン・ホーク、葛藤する牧師を熱演!アマンダ・セイフライド共演『魂のゆくえ』4月公開
イーサン・ホークを主演に迎え、『タクシードライバー』の脚本家として知られる巨匠ポール・シュレイダーが構想50年の末に完成させた渾身作にして最高傑作『First Reformed』が、邦題『魂のゆくえ』として4月12日(金)より緊急公開されることが決定した。
■ストーリー
トラーは、ニューヨーク州北部の小さな教会「ファースト・リフォームド」の牧師。ある日、ミサに来た若い女性メアリーから、環境活動家の夫マイケルが思い悩んでいるので相談に乗ってほしいと頼まれる。仕方なく出向いたメアリーの家でマイケルと話したトラーは、彼が地球の未来を憂うあまり、妊娠中のメアリーの出産に反対していることを知る。
必死に説得を始めるトラーだが、心の底ではマイケルに共感し、自分の説明に納得のできないもうひとりの自分がいた。一方、彼は自分の所属する教会が、環境汚染の原因を作る大企業から巨額の支援を受けていることを知る。本当の正義とは一体何なのか。トラーの信仰心は徐々に揺らぎはじめ、やがて怒りにも似た感情が彼を蝕んでいく…。
戦争で失った息子への罪悪感を背負って暮らす牧師が、自分の所属する教会が社会的な問題を抱えていることに気づき、徐々に信仰心が揺らぎはじめ、諦念と怒りで満ちていく様子を描いた本作。