2019年2月6日 18:00
【インタビュー】平原綾香×谷原章介が考える“幸せのありか”は?
第91回アカデミー賞で作曲賞、衣裳デザイン賞、歌曲賞、美術賞の4部門にノミネートされているディズニー映画『メリー・ポピンズ リターンズ』の完全日本語吹き替え版でメリー・ポピンズを演じる平原綾香、マイケル・バンクス役を務める谷原章介が取材に応じた。
平原綾香「納得できるメリー・ポピンズを探し求めることが重要」
デビュー15周年を迎えた昨年、平原さんは日本初上陸を果たしたミュージカル版『メリー・ポピンズ』にてメリー・ポピンズ役を好演したばかり。その分、役柄への思い入れも深いと言い「今回、完全日本語吹替版のお話をいただき、思いも寄らぬ幸せを感じると同時に、これまでにない難しさもありました」とふり返る。
「メリー・ポピンズは誰よりも人間らしい存在ですし、(1964年製作の)オリジナル版に主演されたジュリー・アンドリュースさんの印象も強いはず。ミュージカル版もありますし、ご覧になる皆さんのなかに、それぞれのメリー・ポピンズ像があると思うので、わたしが声で演じることで『これはメリー・ポピンズじゃない』って思われるのは避けたかったですね。ですから、自分でも納得できるメリー・ポピンズを探し求めることが重要ですし、難しい作業でした」