【第91回アカデミー賞】作品賞は『グリーンブック』!計3部門でオスカー獲得
第91回アカデミー賞授賞式が2月25日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、作品賞にピーター・ファレリー監督の『グリーンブック』が輝いた。
■「トロント国際映画祭の観客賞=アカデミー賞確実」説を立証!
第91回アカデミー賞では作品賞をはじめ、主演男優賞(ヴィゴ・モーテンセン)、助演男優賞(マハーシャラ・アリ)、脚本賞、編集賞の5部門にノミネートされ、3部門に輝いた。
近年、アカデミー賞を占う上で最も注目されるトロント国際映画祭で、最高賞にあたる観客賞を受賞したのを皮切りに、賞レースを席巻した本作。第76回ゴールデン・グローブ賞で作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、助演男優賞、脚本賞の最多3部門を受賞し、PGA(アメリカ映画製作協会)でも作品賞に輝いていた。
ちなみに、この数年だけでも『スリー・ビルボード』(第90回アカデミー賞2冠)、『ラ・ラ・ランド』(第89回アカデミー賞6冠)、『ルーム』(第88回アカデミー賞主演女優賞)、『それでも夜は明ける』(第86回アカデミー賞作品賞含む3冠)などが、トロント国際映画祭で観客賞に輝いている。
■『グリーンブック』ってどんな映画?
1962年、イタリア系白人運転手トニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)