くらし情報『キャリー・マリガン「他の道があるなら教えて」不安と孤独にもがく母を熱演!『ワイルドライフ』日本版予告』

2019年4月9日 11:50

キャリー・マリガン「他の道があるなら教えて」不安と孤独にもがく母を熱演!『ワイルドライフ』日本版予告

Photo by cinemacafe.net

キャリー・マリガンとジェイク・ギレンホールが夫婦役で共演する個性派俳優ポール・ダノ初監督作品『ワイルドライフ』の日本版予告編とともに、ポスタービジュアル、場面写真が解禁となった。

この度解禁となった日本版予告編は、「14歳だったあの頃、僕はまだ、父さんの苦しみも、母さんの悲しみも何も分からずにいた」という、14歳の息子・ジョーのナレーションで始まる。慎ましくも幸せだった家族が父親の失業を機にゆっくりと崩れ始める。

映像では、ジェイク・ギレンホール演じる父・ジェリーの男のプライドと信念を貫こうとする無骨な父親像が垣間見られる。夫を愛していながらも心の穴を埋めるように浮気に走ってしまう母・ジャネットをキャリー・マリガンが熱演。後戻りができない状況を迎え「他の道があるなら教えて、やってみるから」と息子の前で涙を流しながらの演技は迫真だ。

そして、父と母の間で戸惑い、揺れ動きながら、少しずつ成長していく息子・ジョーを演じるエド・オクセンボールドの真っ直ぐなまなざしは純粋で儚げで印象的だ。

本作は個性派俳優ポール・ダノの初監督作品。
マリガンとギレンホールの抑えたもの言わぬ演技や、1960年代のアメリカの田舎町の原風景の美しさを切り取ったカットや心情をあぶりだす長回しショットをとっても、彼の映画監督としての手腕が光る。

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