くらし情報『ラブコメの“お約束”が全部入り!レベル・ウィルソン『ロマンティックじゃない?』を語る』

2019年4月21日 10:30

ラブコメの“お約束”が全部入り!レベル・ウィルソン『ロマンティックじゃない?』を語る


本作の製作総指揮も兼ねているレベルは、「私もかつてはラブコメが大嫌いで、バカバカしいと思っていました」と、ラブコメを“最低ポップミュージックにのせた嘘”とまで呼ぶ、すさんだ大人に成長したナタリー同様だったことを明かす。「でも、映画の製作中に有名なラブコメをいろいろと観ることができ、自分の考えがまったく間違っていたことに気づきました。ラブコメは素晴らしい!」と、『プリティ・ウーマン』や『ノッティングヒルの恋人』など多くの作品に触れ、考えを改めたという。

また、監督を務めたトッド・ストラウス=シュルソンは、「1988年から2007年までに制作されたラブコメを全部観ました。目的は、どのようなパターンや、シンボル、そしてイメージが繰り返し使われているのかを確認したかったのです。そして、その基本を基に自分たちの映画で現代的でフレッシュなものに作り直したかったのです」と語る。

監督の言葉を裏付けるように製作パートナーのジーナ・マシューズも「本作には、ラブコメのお約束が全部出てきます。結果的にはこのジャンルを褒め称えているのです」と語り、本作はラブコメ映画の決定版ともいうべき作品だという。
実際に本作には、ラブコメのお決まりである主人公のピンチに親身になってくれるゲイの友人や、職場で“宿敵”となる意地悪女も登場する。

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