2019年4月23日 11:00
中村倫也が起こした奇跡のシーン! 『長いお別れ』本編映像
ゆっくり記憶を失っていく父とのお別れまでの7年間、思いもよらない出来事と発見に満ちた日々を描いた映画『長いお別れ』から、物語のユーモアさが垣間見える本編映像が到着した。
蒼井優演じる東家の次女・芙美と、中村倫也演じる芙美の中学時代の同級生・道彦がばったり再開する場面を映した本映像。
父・昇平が家を抜け出し、徘徊しているという知らせを受けて必死でその姿を探しまわっていた芙美。偶然にも父を見つけてくれていた道彦と再び出会い、中学時代の懐かしい思い出話に花を咲かせる――。
中村さんについて「とても自然体なお芝居をされる方です。中村さん自身のリズムで自由に演じていただきました」と信頼を寄せていたという監督の中野量太。
また撮影をふり返り、「実は中村さんの出演シーンで雨が降ることが多く、3回撮影が流れたことがあったんです。それはすごく苦労しました。
中村さんは雨男かもしれないですね(笑)」と苦労話を吐露するも、「でも、今日こそ撮らなきゃ!という日には、雨という天気予報すらも蹴散らして太陽を呼んでくれました。“持ってる”方です(笑)」と奇跡のエピソードも明かしている。
そんな奇跡によって仕上がったシーンこそが今回公開された場面!雨で三連敗を喫した中、雲間から照らし出される陽射しによって微かな陰影が生まれるという奇跡的なショットが撮れたのだそう。