木村多江や仲間由紀恵も!最新作『貞子』に連なる『リング』シリーズの女優たち
「きっと来る~」の音楽でお馴染み、ジャパニーズホラーの原点にして金字塔である『リング』シリーズ。5月は、中田秀夫監督が20年ぶりにシリーズでメガホンを取り、池田エライザを主演に迎えた最新作、その名も『貞子』が世に放たれる。
白いワンピースをまとい、古井戸やテレビ画面から這い出てくる黒髪ロングヘアの怨霊・貞子は、いまや誰もが知る恐怖のアイコン、平成時代を代表するホラーヒロイン。なんと先日、「世界が尊敬する日本人100」に“怨霊”代表として選出されるという快挙も果たした。そんな貞子を過去に演じてきた女優たち、そして貞子に翻弄されてきた“絶叫”女優たちには、現在も活躍する人気女優たちが勢ぞろいしている。
貞子、「世界が尊敬する日本人100」のひとりに
原作となったのは、“見た者は1週間後に呪い殺される”という“呪いのビデオ”の恐怖を描いた鈴木光司のホラー小説。「リング」(1991)、続く「らせん」(1995)、完結編「ループ」(1998)の3部作は平成を代表するベストセラーホラーとして知られている。
1995年製作の“2時間ドラマ”を経て、1998年に公開された中田監督、高橋洋脚本による映画『リング』に登場した貞子は、彼女の呪いそのままに、その姿を目にした者に圧倒的な恐怖を植え付けた。