【シネマVOYAGE】“出荷”されて旅する青年&古代に生きる絶世の美女…2本のインド映画に熱視線
最近のインド映画といえば『バーフバリ』。熱狂的ファンを続々生み、普段インド映画はあまり観ない…という人まで巻き込んだバーフバリ旋風は記憶に新しい。そんなインド映画の熱はまだまだ続き――現代と古代、2本のインド映画をピックアップ!
そんな旅ってある?インド人青年の恋と冒険の物語
『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』
人が旅に出るときは、自分の意志で行きたい場所に向かって旅立つことが多いのではないでしょうか。『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』の主人公アジャ(ダヌーシュ)は、母親の死をきっかけに、一度も会ったことのない父親に会いに、生まれ育ったインドのムンバイからフランスのパリへ旅に出ます。
パリに到着!これからお父さんを探すぞ!でもその前に憧れの家具店に行ってみよう!そしてアジャはその家具店で運命的な出会いをします。マリー(エリン・モリアーティ)という女性に一目惚れして、翌日にデートの約束も!そこまでは順調でしたが、彼の所持金は偽札の100ユーロのみ。そこで家具店のクローゼットのなかで一夜を過ごすことに。ところが、そのクローゼットが真夜中にロンドンに向けて発送されてしまったことでアジャの旅は一変。