有村架純がモノローグを担当!新津ちせの10年後を声で演じる『駅までの道をおしえて』
『君の名は。』で知られる新海誠監督の娘で子役の新津ちせが主演を務める『駅までの道をおしえて』に、有村架純が声のみの出演をしていることが分かった。
原作は、直木賞作家・伊集院静の同名小説。愛犬を亡くした8歳の少女・サヤカ(新津さん)と、幼い息子を亡くした経験を持つ老人・フセ(笈田ヨシ)、ともに大切な存在を亡くした2人が交流を続けるうちに、心に抱えた喪失感を温かい思い出へと昇華させていく感動作だ。
本作で、有村さんが演じているのは、大人になったサヤカの声。物語を進めるモノローグとして、10年前の自分にそっと寄り添い、愛犬ルーがいなくなった世界で喪失感を抱える現在のサヤカに代わり心情を伝える重要な役目を担っている。
「私も小学生の時にチワワを飼っていたのでサヤカとルーのような、犬と人の心が通じ合う特別な関係に共感することができました」という有村さんは、モノローグという形での出演をふり返り「モノローグでの出演は本作が初めてですが、いつもより客観的に役を見て演じることができたと思っています」と自信を見せる。
そして、「『駅までの道をおしえて』の大きな魅力はサヤカとフセさんとの関係だと思いました。