星野源、『引っ越し大名!』は時代劇版「逃げ恥」津崎!? 愛すべきダメンズ役がハマる
『超高速!参勤交代』シリーズなど、新しい時代劇を開拓し続ける土橋章宏の原作を、豪華キャストで映画化する『引っ越し大名!』。主演をつとめるのは、アーティスト、文筆家などジャンルを超えて活躍する星野源だ。演じる片桐春之介という男は、星野さんをひときわ輝かせる愛すべきダメンズとしてハマリ役となっている。
俳優としても積極的な活動を続ける星野さんは、2016年に社会的大ブームを巻き起こしたTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」では彼女いない歴=年齢の“プロの独身”と自負する津崎平匡役を演じ、新垣結衣演じるみくりとの契約結婚生活に“ムズキュン”する視聴者が続出した。
そのほかの代表作といえば、自身初の映画主演作であり、内気で恋愛経験のない35歳の独身男が目の不自由な女性に恋をしたことから変化していく姿を描いた『箱入り息子の恋』(2013)や、2016年放送のNHK 大河ドラマ「真田丸」で演じた徳川二代将軍・秀忠などなど。特に「真田丸」で披露した秀忠の情けない演技は秀逸で、「星野源の秀忠も素晴らしい。いかにも遅れて戦場に着きそうな顔に見える」とファンからも好評を博し、改めて演技力の高さをお茶の間に知らしめた。