『凪待ち』“俳優”香取慎吾の新境地に絶賛の声「先入観なしで観てほしい」
香取慎吾が『孤狼の血』『彼女がその名を知らない鳥たち』などの白石和彌監督と初タッグを組んだ『凪待ち』が6月28日(金)に公開され、「傑作の誕生」「心に沁みるヒューマンドラマ」と高評価を集めている。中でも「香取慎吾ファンだけのものにするのは本当に勿体無い」「先入観なしで観て」など、主演をつとめた香取さんの新境地、そして石巻という物語の舞台が注目を集めている。
本作は、ギャンブル依存の男・木野本郁男が恋人とその娘と宮城県石巻で再出発しようとするも、自らの弱さや些細な綻びから絶望に堕ちていく姿を描いたヒューマンサスペンス。「白石監督と知りエグイ映像はきついと心配だったが心に刺さる痛みはあれど感動と静かな余韻が残る良い映画だった」「何日か経ちますが まだ映画の中から抜け出せてないような感覚」との声もあるように、“喪失と再生”をテーマにしたオリジナルストーリーが独特の余韻を残している。
公開後から映画レビューサイト「coco」には感動の声が続々とアップされており、レビュアー満足度97%と7月3日現在でトップ。最も多いのは、「香取慎吾が郁男という1人の男にしか見えなかった」「今まで見たことのない香取慎吾の険しい顔、崩れた表情は新鮮」