新たな女性像を提案!女性が主役のインド映画2作が連続公開
“インドの国宝”アーミル・カーンが製作・出演、『ダンガル きっと、つよくなる』『バーフバリ 王の凱旋』に続いてインド映画で世界歴代興収第3位を記録(2019年4月現在)した注目作『シークレット・スーパースター』がついに日本上陸。
近年、日本で大ブームのインド映画にはエンターテインメント性と社会性を見事に両立させた良作が目立つが、特に8月に公開される本作と『あなたの名前を呼べたなら』は、既存の価値観に捉われない新たな女性像を提案しているという共通点がある。そんな“現代女性の生き方”にフィーチャーした2作品の魅力を徹底解剖する。
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『ダンガル きっと、つよくなる』の若き天才女優ザイラー・ワシームが、夢をあきらめない等身大のティーンエイジャーの少女インシアをみずみずしく演じ、本作では助演に徹したアーミルは彼女のために一肌脱ぐことになる落ち目の音楽プロデューサーを怪演。
『ダンガル』では父娘役で共演したふたりが、本作では文字通り“タッグ”を結び人生逆転をかける。今年日本でロングランヒットとなった『バジュランギおじさんと、小さな迷子』が記録していたインド映画としての世界興収記録を塗り替え、歴代第3位に躍り出た大ヒット作だ。