松本穂香、料理人役で主演! 奈緒&中村獅童と共演「みをつくし料理帖」映画化
女優・松本穂香を主演に迎えた高田郁のベストセラー「みをつくし料理帖」が映画化、2020年秋に公開されることが決定。角川春樹最後の監督作となる。
時は享和2年。大坂。8歳の澪と野江は、暮らし向きが違えども仲の良い幼なじみだった。「何があってもずっと一緒や」。その約束の夜から、大坂に大洪水が襲う。それから時は流れ、江戸の神田にある蕎麦処「つる家」に、女料理人として働く澪の姿があった。
あの大洪水で両親を亡くし、野江とも離れ離れになってしまった澪は、「つる家」の店主・種市に助けられたのだった。
種市に天性の料理の才を見出され、女でありながら料理人として働き、やがて「つる屋」の看板料理を見出していく。たちまち江戸でも評判になっていく店にある日、吉原の扇屋で料理番をしている又次という強面の男がやってきて、吉原で頂点を極めるあさひ太夫のために澪の看板料理を作ってくれと頼む。そして、この日を境に運命の歯車が動き出す――。
“巨匠プロデューサー”最後の監督作
『犬神家の一族』(’76)を皮切りに、『人間の証明』(’77)、『時をかける少女』(’83)など1970年代から映画の黄金時代を築き上げた巨匠プロデューサー・角川春樹。