ブラピの若き日を演じ注目の天才子役 『ノウイング』ニコラス・ケイジとの共演に興奮
(Photo:cinemacafe.net)
CGによる凄まじいまでの映像が目を引く本作。もちろん、撮影では何もないところでさもあるかのように演技せねばならず、かなり大変だったようだ。
「演じながら何を見ていいのか分からなくて、すごく大変でした。完成した映画を観て初めて、『あぁ、こんなものを見てたんだ!』って分かったんだ(笑)。
特にラストシーンはすごく難しかったです」。
こうしたCGで描かれる以外の部分、亡くなった母への愛や、微妙な関係にある父親への思いが伝わってくるドラマのシーンの演技について、チャンドラーはこう説明する。
「監督は、(チャンドラー演じる)ケイレブは、孤独を感じている少年だと教えてくれました。お母さんを亡くして悲しんでいて、お父さんともギクシャクしているんだと。周りの友達に、ケイレブに似た境遇の子がいたので、その子になりきるつもりで演じました。僕とケイレブの似ているところ?お父さんを愛していて、動物が大好きってところかな?」。
では、ニコラス・ケイジと父子を演じてみての感想は?
「彼のこれまでの映画は『ゴーストライダー』に『ナショナル・トレジャー』の1と2、それに『60セカンズ』…とにかくたくさん観てたんだ。だから、共演できるって聞いて興奮したよ。
撮影中は、映画のことも、それ以外のこともすごくいっぱい話したし、動物園に連れて行ってくれたりもしたんだ」。
『ベンジャミン・バトン』への出演や本作でのニコラスとの共演にとどまらず、次々と話題作でビッグネームの俳優たちとの共演を果たしているカンタベリー。新しい作品に出演するごとに、スターたちから多くのことを学んでいるようだ。
「ニコラスからは、キャラクターをどうやって発展させていくかってことを教えてもらったし、(『Repossession Mambo』で共演した)フォレスト・ウィッテカーからは、どうやってアドリブの演技をするかを学んだよ。彼のアドリブを見て、僕にもできるかもって思ったんだ。(『ベンジャミン・バトン』の)ケイト・ウィンスレットにもいろんなことを教わったけど…言葉にするのは難しいよ(苦笑)」。
最後にこれから演じてみたい役柄、どんな俳優になりたいかを尋ねた。
「ドラマ、コメディ、なんでもオールマイティにできる俳優になりたいです。
ジャック・スパロウやスーパーマンみたいな役柄?うん、その2つはぜひやってみたいな(笑)」。
この先、いろんな作品で目にすることが増えそう。まずは、『ベンジャミン・バトン』とは打って変わった壮大な規模のディザスター・ムービー『ノウイング』でしっかりと存在感を見せ付けるチャンドラーに注目!
■関連作品:
ノウイング 2009年7月10日より全国にて公開
© 2009 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.ベンジャミン・バトン数奇な人生 2009年2月7日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
© 2008 Paramount Pictures Corporation and Warner Bros.
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