綾野剛、怯えた目の先にあるものは…『楽園』場面写真
吉田修一の最高傑作「犯罪小説集」を瀬々敬久監督が映画化した『楽園』から、豪華俳優陣の熱演垣間見える新たな場面写真が到着した。
「悪人」「怒り」で知られる吉田氏の5編からなる「犯罪小説集」から、「青田Y字路」「万屋善次郎」の2編を組み合せて脚色した本作。
今回到着した新場面写真には、綾野剛演じる“容疑者の青年”豪士がひどく怯えるカットや、村の人には言えない秘密を抱えながらも村の行事に参加する紡(杉咲花)、不遇の中でも安らぎのひと時を愛犬・レオと過ごす善次郎(佐藤浩市)の姿が。
さらに、村上虹郎演じる紡に思いを寄せる幼なじみ・野上広呂や、事件の渦中に巻き込まれマスコミに囲まれる黒塚久子(片岡礼子)。善次郎に押さえられながら何かを叫ぶ豪士の母・中村洋子(黒沢あすか)のシーンも。
ほかにも、透明感溢れる善次郎の亡き妻・田中紀子(石橋静河)や、激昂の表情をみせる藤木五郎(柄本明)、どこか曇った表情の五郎の妻・朝子(根岸季衣)と、日本映画界を支える錚々たる顔ぶれが揃う。そんな豪華俳優陣が見せる魂の熱演にも注目だ。
『楽園』は10月18日(金)より全国にて公開。
(cinemacafe.net)