くらし情報『【インタビュー】星野源が持つ「言葉に出さないリーダーシップ」とは?』

【インタビュー】星野源が持つ「言葉に出さないリーダーシップ」とは?

Photo by cinemacafe.net

音楽家としてはもちろん、俳優、文筆業もこなす星野源。その彼の、実に6年ぶりの主演映画が『引っ越し大名!』だ。実際に江戸時代に行われていた国替え=引っ越し。その理由は様々だが、ささいな出来事をきっかけに国替えを命じられた藩のドタバタを描いた本作。“引きこもり”で“コミュ障”という時代劇としてはちょっと特殊な主人公・片桐春之介を演じている。

時代劇だけど“喜劇”だから「やりたい」

そのタイトルからイメージする通り、コメディであり、時代劇でもある本作。星野さんの“時代劇”への出演は2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」以来となる。

「『真田丸』の徳川秀忠は身分が高いので、所作や衣装の着物などもしっかりしていました。
頭も中剃りで甲冑を着たりもして。時代劇は“とにかく大変”という印象だったんです。だから時代劇はしばらくやらないように(笑)しようと思っていたら、このお話をいただいて。『きた!大変だ、時代劇だ』と思ったんですけど、まずは脚本を読ませていただきました」。

「実際にはこのシーンはなくなったんですけど、僕が演じた片桐春之介が『見切ります!』って言いながら、モノを捨てていくときに、捨てられた人が悲鳴を上げるんですけど、そのときのセリフが『ギャー!』ってカタカナで書いてあったんです(笑)。

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