藤原竜也、小栗旬に“でこピタ”! ゼロ距離で囁く『人間失格』本編映像
蜷川実花監督が太宰治と彼を愛した3人の女たちを描く映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』から、主演・小栗旬演じる太宰と、藤原竜也演じる坂口安吾の距離近めな本編映像が到着した。
天才作家であるが、究極のダメ男でモテ男、才気と色気に溢れた太宰と、太宰とともに無頼派を代表する作家で、随筆「堕落論」で一躍時代の寵児となったが、酒と薬に溺れ続け、太宰に引けを取らない破天荒な生活を送る安吾。
到着した映像では、安吾が酔っぱらいながら太宰に傑作を書くよう檄を飛ばす姿が映し出される。「壊れて困るもんなんて作家は持っちゃいけねーんだよ」と、じりじりと太宰に近寄り、そして安吾は勢いよく太宰に額をぶつけ、「人は堕ちる。生きてるから堕ちる。なぁ太宰、も~~~~っと堕ちろよ」と囁くが、逆に自分が椅子から落ちてしまうのだった。
小説に心血を注いだ2人は、互いの実力を認め影響を与え合っていたいわば同志。そこにより深みを与えているのが、『Diner ダイナー』に続いての共演となった盟友、小栗さんと藤原さんの関係性だ。
藤原さんは「実際に太宰と安吾が通っていたバー“ルパン”での撮影はまるでタイムスリップしたようにすごく素敵な空間で、大変貴重な経験をさせて頂きました」