マンデラ氏91歳の誕生日を祝い、仏大統領夫人カーラ・ブルーニがN.Y.で初ライブ
(Photo:cinemacafe.net)
カーラにとって初のアメリカでのパフォーマンスともなったこの日のステージは、ユーリズミックスのデイヴ・スチュアートとペアを組んでの登場。ギターを抱えた2人はボブ・ディランの「風に吹かれて」など数曲を歌った。ゆったりとリラックスした演奏で、自身のオリジナル・ソングについて「踊れる曲じゃないけれど、夢を見るにはいい曲です」と語ったカーラ。サルコジ大統領は客席から拍手を送っていた。
ソウル・ミュージックの大御所のアレサ・フランクリンやアリシア・キーズ、シンディ・ローパー、アフリカのアーティストも多数参加。映画界からは、今年12月に全米公開予定のクリント・イーストウッド監督最新作『Invictus』(原題)でネルソン・マンデラを演じるモーガン・フリーマン、フォレスト・ウィッテカーらが駆けつけた。
マンデラ氏は1999年、大統領の任期満了を機に政治家を引退。
昨年、ロンドンのハイド・パークで開催されたバースデイ記念コンサートには姿を見せたが、現在は医師から海外渡航を止められているため、この日はビデオレターでの参加となった。
(text:Yuki Tominaga)
結婚以来、初めて公の場で歌声を披露したカーラ・ブルーニ。
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