マンデラ氏91歳の誕生日を祝い、仏大統領夫人カーラ・ブルーニがN.Y.で初ライブ
(Photo:cinemacafe.net)
19日、ニューヨークのラジオシティ・ミュージック・ホールで、南アフリカの人種隔離政策(アパルトヘイト)と戦い、同政策を撤廃に導いた後、大統領を務めたネルソン・マンデラ氏の91歳の誕生日を祝うコンサートが開催され、カーラ・ブルーニがニコラ・サルコジ仏大統領夫人となって以来、初めて公の場で歌声を披露した。
カーラにとって初のアメリカでのパフォーマンスともなったこの日のステージは、ユーリズミックスのデイヴ・スチュアートとペアを組んでの登場。ギターを抱えた2人はボブ・ディランの「風に吹かれて」など数曲を歌った。ゆったりとリラックスした演奏で、自身のオリジナル・ソングについて「踊れる曲じゃないけれど、夢を見るにはいい曲です」と語ったカーラ。サルコジ大統領は客席から拍手を送っていた。
ソウル・ミュージックの大御所のアレサ・フランクリンやアリシア・キーズ、シンディ・ローパー、アフリカのアーティストも多数参加。映画界からは、今年12月に全米公開予定のクリント・イーストウッド監督最新作『Invictus』(原題)でネルソン・マンデラを演じるモーガン・フリーマン、フォレスト・ウィッテカーらが駆けつけた。