カトリーヌ・ドヌーヴ(76)が非常に軽度の脳卒中でパリの病院に入院したという。カトリーヌの家族がエージェントのクレア・ブロンデル氏を通して声明を発表。「幸いなことに、彼女は運動機能を失っていません。もちろん、しばらくの療養は必要です」とのこと。
『シェルブールの雨傘』や『ロシュフォールの恋人たち』を代表作に持つカトリーヌは、これまでに100本以上の映画に出演。76歳になったいまも現役で、つい先月もジュリエット・ビノシュと親子を演じた是枝裕和監督作『真実』のプロモーションで、来日した。
さらに、最近はエマニュエル・ベルコ監督の『De son vivant』(原題)の撮影に参加。関係者は、発作は同作の撮影を病院でしていたときに起きたと語っている。
ただし、入院しているのはこの病院ではなく、脳卒中を専門的に診察しているサルペトリエール病院だという。同作はここ3週間に渡って撮影を行っていたが、カトリーヌの入院を受け、現在は休止中。
フランスのメディア「BFMTV」は、カトリーヌの発作は「多くのことをしすぎた疲労からきたもの」と報じている。
(Hiromi Kaku)
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