エリザベス・モス「ハンドメイズ・テイル」は「世の中の変化を気づかせ、考えさせる」
マーガレット・アトウッドの同名ベストセラー小説を原作に、ねじれた原理主義国家を舞台に描く「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」。現在Huluにて独占配信中のシーズン3の最終話が12月6日(金)に配信されることに合わせ、主演エリザベス・モスのインタビュー映像が到着した。
妊娠可能な女性たちを“侍女”として強制的に支配階級に仕えさせる、男性優位の架空の宗教国家・ギレアド共和国を舞台にした本作。
シーズン1から主人公ジューンを演じているエリザベスは、本作の見どころについて「マーガレット・アトウッドの原作が素晴らしいから見応えがあるわ。エンターテインメント性もありながら、意味の深い現実性があるのよ」と語り、原作の持つ力がドラマにも生かされていることを明かす。
そして、第69回エミー賞や第75回ゴールデン・グローブ賞で主演女優賞を受賞するなど、自身にとって当たり役となったジューン役を演じたことで生じた人生観や心境の変化について、「この役を演じて政治や時事問題に注意を払うようになったわ。最近はフェミニズムを支持する動きがより強まっているように思う。特に私たちの世代でね」とコメント。
「ジューンの役柄は私にとってそんな世の中の変化を気づかせ、考えさせてくれるわ」