リーアム・ニーソン、愛妻急逝後初めてのレッド・カーぺットに悲しみをこらえて登場
(Photo:cinemacafe.net)
イベントに先立って、リーアムのパブリシストからメディアに対して、リーアムへの個人的な質問は固く禁止というお達しが出されていたが、あるリポーターが映画のタイトルにかけて「あなたにとって天国とは?」と質問。するとリーアムは「息子たちといることだね。いま、そんな感じの生活を送っているよ」と、少し寂しげな笑みをたたえて答えた。
日本ではまもなく主演作『96時間』が公開になるが、この作品がアメリカで公開され、興行成績での健闘が評判になったちょうどその頃、愛妻の急逝という悲劇を経験した。動転していたのか、気が張っていたのか、葬儀のときなど毅然とした表情で、ときおり笑顔さえ見せていたが、5か月近く経った現在の表情は悲しみにうちひしがれ、魂が抜けたよう。幸い仕事も再開し、前進を始めたリーアムが元気を取り戻してくれるのを静かに待ちたい。
(text:Yuki Tominaga)
© Reuters/AFLO
■関連作品:
96時間 2009年8月22日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開
© 2008 Europacorp - M6 Films - Grive Productions
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