異才テリー・ギリアムが構想30年をかけた執念とも呼べる渾身作『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』。この度、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』『マリッジ・ストーリー』で高い評価を受けているアダム・ドライバーが、まさかのハイテンションで歌って踊る本編映像が解禁された。
企画が頓挫した過程がドキュメンタリー映画『ロスト・イン・ラ・マンチャ』(’03)として上映されるなど、1989年の構想開始から約30年をかけ、数々の困難を乗り越えて完成したことでも知られる本作。
この度到着した本編映像は、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』ではカイロ・レンを見事に演じ、『マリッジ・ストーリー』ではゴールデン・グローブ賞主演男優賞にノミネートされるなど、いま飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中のアダムが、必死の思いで(?)陽気に歌って踊るシーン!
“ドン・キホーテ”との奇怪な旅路の最中にトビーは、自身が学生時代に撮影した映画『ドン・キホーテを殺した男』の主演女優アンジェリカ(ジョアナ・リベイロ)と奇跡的な再会を果たす。しかし、アンジェリカがトビーのことを「妖術師(エンチャンター)なの」と誤解を招く発言をしたことにより、ドン・キホーテは血相を変え、妖術師を成敗すべくトビーに向けて剣を振るい、命の危機に瀕してしまうトビー。